前々から気になってた「箱根彫刻の森美術館」へ、山の空気を吸いに行きがてらカメラ片手に小旅行。
1969年開館っていうのを後で知ったけど、とてもそうは思えない状態の良いオブジェ、施設だった。相当ちゃんと管理されてると思う。オブジェの向こう側は箱根の山々。自然の空気を吸いつつ歩き回りながら芸術鑑賞なんてそれ自体がシュールで奇妙で楽しい。
残念ながら撮影禁止だったピカソ館には、絵画の作風からはちょっと考えられないようなポップでかわいく生活感溢れる陶芸作品ばかりが展示してあった。
70歳の時に結婚した最後の奥さん(26歳)を描いた「花嫁衣裳のジャクリーヌ」が展示されてて最終版までの18バージョン全てが見られるんだけど、完成版は存在しない。横にピカソのコメントが寄せられてた。
作品を仕上げる?なんて馬鹿げたことを!一つのものを仕上げるとはそれを終えること、それを破壊すること、それからその魂を奪い去ること、闘牛場の牛みたいに、それに“とどめ”を刺すということだ
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初めて意識して鉄道写真を沢山撮ってたらちょっとだけ鉄チャンの気持ちが分かった気がする。楽しい。
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